疑う力、信じる力

著者 :
  • 中経出版 (2009年7月1日発売)
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本棚登録 : 49
感想 : 4
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これも日経ビジネス系の雑誌の紹介を見て購入。
著者は斎藤広達氏。慶應→海外MBA→ボスコン他。

感想。
PAC思考を分りやすく解説してくれている本。ホントにわかりやすい。例も豊富で思考の練習が繰り返せるのでPAC思考が身に付いた気がする。本の後半は要らない内容だ。

備忘録。
PAC思考:前提事実Pをもとに、仮定Aをたてて、前提事実と結論Cを結びつける。Aを叩いたり補強したりして理論を検証する思考方法。
・PのないCは仮説でなくてただの思いつき。反省する。
・上司や客の発言をPACで分析してみよう。
・結果バイアス→結果が良いと因果関係を歪める。ゲン担ぎ。
・賭博者の錯誤→サイコロは記憶を持たない。大数の法則が成立しない程度の時ね。
・スネークバイト効果→過去の失敗や恐怖体験が意思決に影響する事。


そんなとこ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 交渉術
感想投稿日 : 2012年1月29日
読了日 : 2011年10月23日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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