「出羽部隊」、「師団」、「内戦勃発」といった勇ましい軍事ワードや厳しい四字熟語がそこかしこに出てきて、愛国ビジネスの「内輪もめ」を滑稽に描く。実話に基づいているためか迫力があり、「あー、こんなトンデモ野郎いそういそう」といちいち頷きながら読んだ。
古谷さんの性癖(照)が伝わる箇所もあり大人の刺激に富んでいる。
文体に躍動感があり、飽きることなく読めた。面白かった。
ネトウヨに対してのかねてからの疑問も、古谷さんも感じていたのだとわかり(なぜ敵愾心が米国ではなく韓国や在日朝鮮人に?)ほんとそれな感!
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- 感想投稿日 : 2020年7月13日
- 本棚登録日 : 2020年7月10日
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