髭麻呂 王朝捕物控え (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2005年5月20日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 11
4

~裏表紙より~

検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、
血を見ただけで卒倒する軟弱な優男。

今宵も国司の娘が殺されたと聞き、
いやいやながら従者の雀丸と六条へ。

現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。

折しも、飢饉と天変地異が続き、
治安は乱れ”蹴速丸”という盗賊が、
都を騒がせていたのだが・・・。


~感想~

この時代の時代小説を読んだことがなかったので、
それだけの理由で買ったんやけど、
期待してなかっただけに、意外に面白かった。

歴史小説ではなく、
平安時代を舞台にした刑事物と思ってくれたらいいんでないか。

登場人物も魅力的で、シリーズ化して欲しいんやけど、
俺が気に入るこの手の本は、絶対シリーズ化されんぐらい、
人気ないねんな~_| ̄|○ガックリ


おしまい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年1月3日
読了日 : 2011年12月30日
本棚登録日 : 2011年1月3日

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