~裏表紙より~
検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、
血を見ただけで卒倒する軟弱な優男。
今宵も国司の娘が殺されたと聞き、
いやいやながら従者の雀丸と六条へ。
現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。
折しも、飢饉と天変地異が続き、
治安は乱れ”蹴速丸”という盗賊が、
都を騒がせていたのだが・・・。
~感想~
この時代の時代小説を読んだことがなかったので、
それだけの理由で買ったんやけど、
期待してなかっただけに、意外に面白かった。
歴史小説ではなく、
平安時代を舞台にした刑事物と思ってくれたらいいんでないか。
登場人物も魅力的で、シリーズ化して欲しいんやけど、
俺が気に入るこの手の本は、絶対シリーズ化されんぐらい、
人気ないねんな~_| ̄|○ガックリ
おしまい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年1月3日
- 読了日 : 2011年12月30日
- 本棚登録日 : 2011年1月3日
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