千利休―無言の前衛 (岩波新書 新赤版 104)

著者 :
  • 岩波書店 (1990年1月22日発売)
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感想 : 50
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茶道は禅の思想を取り入れているからとか
そんなことは関係なく
宗教的だと思う。
家元絶対至上主義なところがあるから。
なので学んでいるとそういう思想に雁字搦めで
諸々のことをいいとか悪いとか考えず、
そういうものなのだと受け止めてしまいがち。

この本は茶道を経験したことがない筆者が
映画撮影のために学んだ千利休象を述べた本。
ゆえに自由な観点で利休についての考えが挙げられていた。
茶道を学んでいる私にとっては目から鱗な考えがチラチラ載っていて
大変興味深かったです。

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感想投稿日 : 2008年9月13日
本棚登録日 : 2008年9月13日

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