自分のプレゼン資料作りの下手さに辟易していたところに、この本と出会いました。この本を読むまでは、資料作りが上手くならない原因を、パワーポイント上で作る文章や図の構成スキルやデザインセンスが無いからだと自己分析していたのですが、この本を読んでみて、それは違うのだと気付かされました(まぁこれも原因の一部ではあるんですが)。この本では、資料作りの6つのステップを、①仕様を決める、②構成する、③文を書く、④ビジュアルを準備する、⑤編集する、⑥チェックする、とありましたが、僕はプレゼン資料を作る際にいきなり③から始めていたことが、上手くいかない原因だと気付かされました(いきなり③に取り掛かってその途中で①と②を考えていた)。この本では、③に取り掛かる前に、そもそもそのプレゼン資料の目的は何でゴールは何なのか、というのを明確にする必要がある事や、そのゴールに確実にたどり着く為には、読み手(聞き手)に深く考えさせず瞬間的に意思決定(=プレゼンする側にとってのゴール)してもらえる様な資料である必要がある事が書かれていました。その為には、資料作成の準備段階に当たる①と②のステップがとても重要であるにもかかわらず、自分はここが抜けていたと気付く事が出来ました。まぁ気付けたからといっていきなりすぐ改善出来るとも思えませんが、まずはこの本に書かれている内容を真似てみて、少しずつ良くしていけたらなと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
自己啓発
- 感想投稿日 : 2016年2月25日
- 読了日 : 2016年2月25日
- 本棚登録日 : 2016年2月25日
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