散る散る、満ちる (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社 (2012年2月10日発売)
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本棚登録 : 308
感想 : 28
4

会社の後輩×先輩。サラリーマンが好きなので楽しかったです。
最初、てっきり幼馴染の榎本とくっつくんだ!と思ってました。
青い鳥はすぐそばにいたのね・・・!的な。
違いましたね・・・全然違いました・・・。
身内の縁に薄い主人公ってBLでは定番ですね。
この寂しさを埋めてくれるのはずっとそばで見守ってた幼馴染だと思ったのに・・・。
まあ、テンとどうにかなるならとっくになってたんですよね。だから仕方ない。でも後半に載ってた榎本目線の話はそういう一部の読者の気持ちをちょっと救済してますね。
まあ正直、里見のよさがあんまりわからなかったし、
ハルもぐるぐるしすぎててイライラはしたんですけど、
この二人のエッチシーンはエロくて好きでした。
最後はラブラブになってて良かったです。
書き下ろしは里見視点のハルにベタぼれな話が良かったな・・・。ハルが里見を好きなのはもう分かってるし、
私は攻めが受けを溺愛してる話が好きなので。
でも、今更名前呼びに照れるのは可愛くて萌えました。
年下攻めが年上の受けを愛称+さんで呼ぶの、すごく好き!反対に男のちゃん付けはあんまり好きじゃないので、コウちゃんって言い出したら嫌だなと思ってたら、幸一だったのでほっとしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2015年4月17日
読了日 : 2015年4月17日
本棚登録日 : 2015年4月17日

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