業績管理シートの記入(特に自分の)が本当に嫌いで嫌い。そんな「業績管理システム」を含む様々なコンサルティングファームの「発明品」をバッサバッサと切り捨てる、痛快な本です。経営コンサルタント、そして大企業のマネージャーとしての約30年のキャリアの中で、多くの経営手法が流行っては廃れて行った過程を実例としてあげつつ、ビジネスの常識の誤りを暴露していきます。
コンサルタント業界への評価は、ユーモア溢れる文章ながら、かなり辛辣。著者曰く、経営コンサルタントの多くは「流行りのダイエット」の様に、次々と経営手法を開発しては、それを特効薬として売り込み続けているだけだと。
自虐や批判ばかりではなく、著者からの提言も全体にわたり織り込まれています。それは特効薬などではなく、至って常識的な人と人とのコミュニケーションの改善を第一に考える、ということです。
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https://hana-87.jp/2018/10/29/コンサルタントの誠実なる自虐「申し訳ない、御/
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- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2018年10月29日
- 本棚登録日 : 2018年10月29日
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