文書の美しさ。切り取る世界の美しさ。それに尽きる。
最近webの世界、素人の書いたブログなどを読み慣れて脳が濁ってたんだなあと改めて気づく。美しい文章は快適。心が水に溶けて流れ出していくよう。
(ブログは文章の美しさなんて目的にしてないのだろうし、親しい人だけに書いてるものだったり、情報のためのものだったりするのだろうから、それはそれでいいんだろうけどね。)
出だしの美、最後の一文の美、構成の美、世界への導き方の美。リズムに身を委ねることの気持ちよさ。
私にとってこういう読書は情報ではなく、音楽よりも音楽的で、繊細なデザートを味わうような感覚。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月21日
- 読了日 : 2013年11月18日
- 本棚登録日 : 2013年11月18日
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