架カル空ノ音 1 (B’s LOG Comics)

著者 :
  • KADOKAWA(エンターブレイン) (2007年3月31日発売)
3.93
  • (30)
  • (8)
  • (27)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 16

山奥に一人住む医者が、雪の中古代鳥人の子供を拾ったところから始まるファンタジー。
鳥人の大人達は、過去に抱える闇があって、そこから必死に逃げている。
子供達はそれを知らず、新しい時代を生きる……のかな。
大人になる=翼を失うというところに妙に切なさを感じます。
骨だけになったかつての翼の名残を、鳥人の大人はどういう思いで眺めるのだろう。

言葉に服装、習慣、全てが違う人間と鳥人は、どうやって関係していけばいいのか。
滅びを予言された鳥人たちが生き残る術はあるのか。
根底がシリアスなだけに、ジャック(医者)とハローオ(拾った子供)らのほのぼのとした親子関係(逆ww)には和みます。ウルフも可愛い(´∀`*)
これから先どうなるのか分かりませんが、ハッピーエンドであってくれればいいなぁ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 一般漫画
感想投稿日 : 2009年7月15日
本棚登録日 : 2009年7月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする