これはタイトルにもあるように佐々木道誉が主人公……というかそういう側面ももちろんあると思うのですが、裏のと言うかもう一人の主人公は足利尊氏なのだなあ……と思うのは私が尊氏好きだからでしょうか。
道誉も尊氏も彼等の周囲の環境も複雑で感情移入もしづらいのにぐいぐい読んでしまいました。素晴らしい。
引用文は私の向こうずね(ツボ?)をもの凄い力で打ってきた一文。わかる、なんかわかる……!
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カテゴリ:
時代小説:日本
- 感想投稿日 : 2012年5月20日
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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