ようやく、友の会の人たちがいっていた作品に手がつけられる。と思って、勇んで読み出したのが、いけなかった。そのうえ、これを読む前に、E・ピーターズを読んでしまったのもいけなかった。出だしは、どうにも力抜けしてしまったのだ。文庫の裏には「E・ピーターズ亡きあとの歴史ミステリーを牽引する」などと書いてあるものだから、ついそのように思い込んでしまったのだ。(^^;しかし、読み進むにつれ、また違った味わいがあり、どうにも止まらなくなってしまった。時代がローマだけに、想像もつかない世界なのだが、身分違いの恋や冒険が、特に女性陣が気に入るのも無理はないか、と思わせる。さて、私はというと・・・当然、続編も読まねば(笑)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
【海外】ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年9月15日
- 読了日 : 2000年2月2日
- 本棚登録日 : 2016年9月15日
みんなの感想をみる