標的

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年6月29日発売)
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本棚登録 : 312
感想 : 42
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プロローグから結末まで、主に4つの視点で物語が綴られています。
すごいのは、ほぼ全ての視点が密接に関与しながら同時進行で進んで行くにも関わらず、互いに無駄に干渉していないということ。
何という表現力!噛みごたえのある作品でした。
ハゲタカシリーズは最後のどんでん返しが醍醐味でしたが、それとは違った楽しみ方が出来ました。
もっと早く読めばよかった。
次は「コラプティオ」、「売国」を読みます。楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年4月4日
読了日 : 2020年4月4日
本棚登録日 : 2020年4月4日

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