「東京物語」に助監督として参加した著者が小津安二郎監督のことを書いた本。著者は後に直木賞を取る人で文章力がよろしい。昔の映画撮影所のことや小津監督の凄さを描写している。監督が生涯独身だったとは知らなかった。
著者自体は当時そこまで小津監督に傾倒していたわけではなく客観的な見方をしている。
映画関係の本はこれまで敬遠していたがもっと読むべきジャンルかと認識した。ただし資料としてしか意味が無いものが多そうだが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年8月10日
- 読了日 : 2012年5月22日
- 本棚登録日 : 2012年8月10日
みんなの感想をみる