話の筋はシンプルだけどなにやら意図がいろいろつかめない部分が多いが物悲しく面白い。前衛の割に読みやすいが意味が……。だが解説でああと思った。批評に対する批判小説でもあったのかと。思い返すとずいぶんと知的なたくらみでできているのだなと感心した。50年代にすでにこういう小説がでてたのかと驚く。
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- 感想投稿日 : 2012年9月6日
- 読了日 : 2012年9月6日
- 本棚登録日 : 2012年9月6日
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