頭がお花畑の女の子が主人公。
殺すか殺されるかの頭脳戦としての人狼を期待しているのなら、今回は期待外れとしか言えない。
「好きな人を生き残らせるにはどうしたらいいか」を前提に、最初から最後まで行動している。
勝手に幻想を抱いて、勝手に裏切られた気になって、アホとしか思えない。
「Crazy Like A Fox」とは狐のように狡賢く抜け目のない、という意味だが、これではただの色情狂の色気違いとしか思えない。
それから最後に役職を教えてほしかった。
でも、一時間足らずで読めるライト感はこの作品の唯一と言っていいほどの数少ない美点であると思う。
そういえば、今回は「人狼はゲームのスペシャリストです」の発言がなかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月15日
- 読了日 : 2016年11月14日
- 本棚登録日 : 2017年3月15日
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