相変わらず読みやすく、面白い。
イバノバの頑なさが痛々しい。癒し切れなかった痛みが明晰な理性を恐慌に落とし込んでしまう。
そしてエンダーは、自己の再定義した世界で贖罪を続けている。誰も彼にそこまでの犠牲を強いることはできないのに、彼自身の誠実さと罪悪感が、彼を代弁者たらしめる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2019年5月25日
- 読了日 : 2019年5月25日
- 本棚登録日 : 2018年9月23日
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