萌え萌えな感じの亜人女の子がきゃぴきゃぴ出てくる作品かと思いきや、読んでみるとそうでもない
”亜人”の悩み事の様に描かれてるけど。周りとの折り合いがつかなかったり、自分自身の身体のことで悩んだり、そういうのってたぶん誰しもが経験する思春期の悩み。それを”亜人”という設定を通してわかりやすくちょっとボヤかして描いているだけなのだと思う。現実の人間だってみんな顔も性格も違うしみんな悩んでいるのだ。
とはいえ”亜人”の設定もちゃんと活かされていてデュラハン子が頭を抱きしめられるのが好きだったり、サキュバスがあえて地味な格好していたりとちょっとニッチな萌えが散りばめられている。
そんなわけでなかなか良作でした
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年11月23日
- 読了日 : 2015年11月23日
- 本棚登録日 : 2015年11月20日
みんなの感想をみる