人生の節目で読んでほしい短歌 (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版 (2015年3月6日発売)
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本棚登録 : 137
感想 : 10

恋多き青春時代、退職、身近な死など、テーマ別に編まれた近・現代の短歌の解説集で、著者の自作も多数交え、個人的な体験を通して著した随筆でもある。
歌の解説を読むと、ああなるほどと感心することも多いが、一読した時に感じる歌の持つ勢いのようなものは削がれる気がする。音楽の良さを言葉で解説するのに似ているかもしれない。
栗木京子、馬場あき子、宮柊二などが印象に残るが、 一首あげるとすれば最後に上げられた斎藤茂吉の歌、「いつしかも日がしづみゆきうつせみのわれもおのづからきはまるらしも」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年3月17日
読了日 : 2019年3月15日
本棚登録日 : 2019年3月17日

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