長嶋茂雄と野球が何よりも大好きな、小学5年のノブオを語り手とし、作文調で書かれています。冒頭から、父親が失踪。母親はノブオに全くの無関心で、お金に大変な執着があり、ノブオの心を傷つける。そして相次ぐケガや野球友達とのショッキングな別れ。不幸が降りかかる度に、「もし長嶋なら…」と長嶋を心の支えに乗り越えるノブオ。それでも、どうしようもなく捻くれてしまう事もありながらも、どこまでも健気なノブオに感動しました!とても良かったです。
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図書館(な行)
- 感想投稿日 : 2015年7月15日
- 読了日 : 2015年7月15日
- 本棚登録日 : 2015年7月15日
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