闇を駆けぬけて (扶桑社ロマンス ラ 9-4)

  • 扶桑社 (2008年5月29日発売)
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感想 : 13
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マフィアの大ボスが絡む殺人事件を目撃したため、証人保護プログラムで遠く離れた田舎町で小学校の教師となり身を隠す事になったジュリア。問題を抱えた生徒の親に面談を求めた所、現れたのは元SEALで牧場主のクーパーだった。所々、殺し屋がジュリアを突き止めようとする緊張のシーンが挟まれるが、最初の7割は、ジュリアが来ることで、妻との短期間で終わった最悪の結婚に打ちのめされた無口なクーパーや、寂れ果てた町が活気付く所、クーパー家の呪いのエピソードなどが面白く読める。ジュリアとのアレコレで頭が沸いてたクーパーも最後はカッコよく締め、「おっ!」と思わせる殺し屋の登場のラストも良かった!少しページ数が多めの笑いに溢れたエピローグも大満足!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外作品
感想投稿日 : 2020年1月26日
読了日 : 2020年1月26日
本棚登録日 : 2020年1月26日

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