前著「百年の愚行」は論より証拠、つまり写真中心の構成であったが、今回の「続」は逆で、論じる構成。ゆえに愚行の「見方」「考え方」「感じ方」が寄稿者の声としてヒシヒシと伝わってくる。戦争、テロ、虐殺、弾圧、差別、格差、メディア、環境、エネルギー、核といった諸問題が、一見個別の愚行に見えて、実は人間の愚かな連鎖行為であることを改めて認識させられる。
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- 感想投稿日 : 2015年11月23日
- 読了日 : 2015年11月23日
- 本棚登録日 : 2015年9月17日
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