ペップの狂気 妥協なき理想主義が生むフットボールの究極形

  • カンゼン (2014年5月28日発売)
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感想 : 7
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グアルディオラなきバルサはやはり普通のチームに成り下がってしまうのだろうか。多くの評論家はそう言うし、実際、この一年の様子をみてもポゼッション戦略からは離れつつあるように見える。

グアルディオラのサッカーはクライフのそれを引き継いだだけだというが、そうではなく、やはり別物だろう。バイエルンが今後、どうなっていくのか楽しみにさせてくれる本。

強者でありながらも守ってカウンターということを基本戦術としたモウリーニョとの確執。大きく、速い相手に対しては、相手よりも速く考えることで対応しようというバルサMFの哲学など、「美しい」サッカーについても考えさせられるところは多かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2014年6月12日
読了日 : 2014年6月12日
本棚登録日 : 2014年6月12日

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