『ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった?』(瀬戸夏子)のみ読了。スリリングな読書体験だった。
文章を読んでいて、なんとなく侍をイメージしてしまった。斬るか、斬られるか、それとも切腹するか。
切れ味鋭い文章を書く方だけれど、それを自分に向けたときどうなるか、というのがやはり気になってしまった(カポーティが自らをどう書いたかについては言及あるけれど)。本編はやや無防備な印象の終わり方なので、斬るかどうかは読者に委ねているように思えた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月1日
- 読了日 : 2021年2月26日
- 本棚登録日 : 2021年2月25日
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