文藝 2021年春季号

著者 :
  • 河出書房新社 (2021年1月7日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 13
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『ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった?』(瀬戸夏子)のみ読了。スリリングな読書体験だった。
文章を読んでいて、なんとなく侍をイメージしてしまった。斬るか、斬られるか、それとも切腹するか。
切れ味鋭い文章を書く方だけれど、それを自分に向けたときどうなるか、というのがやはり気になってしまった(カポーティが自らをどう書いたかについては言及あるけれど)。本編はやや無防備な印象の終わり方なので、斬るかどうかは読者に委ねているように思えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月1日
読了日 : 2021年2月26日
本棚登録日 : 2021年2月25日

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