日本国債(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年11月27日発売)
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本棚登録 : 496
感想 : 40
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上巻で大方の場面設定を追え、いよいよ物語が進行する下巻。
ディーラー融資連合の活躍、事件の真相に向かう過程での様々なプレーヤーたちの思惑や活躍・暗躍ぶりが解明されていきます。
特にディーラー連合が活躍する、債券先物市場でのバトルは、凄まじい臨場感に没頭してしまいました。
面白かった。

本書の上・下巻を振り返ってみると・・・
情熱・誠実さをもって自らの仕事に取り組むことの美しさ・尊さを実感したこと。
そして何より、わが国の借金たる日本国債に対する認識・意識が高まったこと。

様々に学ばせていただいた作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: [文学・評論]経済・社会小説
感想投稿日 : 2016年11月8日
読了日 : 2016年11月8日
本棚登録日 : 2016年9月30日

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