上巻で大方の場面設定を追え、いよいよ物語が進行する下巻。
ディーラー融資連合の活躍、事件の真相に向かう過程での様々なプレーヤーたちの思惑や活躍・暗躍ぶりが解明されていきます。
特にディーラー連合が活躍する、債券先物市場でのバトルは、凄まじい臨場感に没頭してしまいました。
面白かった。
本書の上・下巻を振り返ってみると・・・
情熱・誠実さをもって自らの仕事に取り組むことの美しさ・尊さを実感したこと。
そして何より、わが国の借金たる日本国債に対する認識・意識が高まったこと。
様々に学ばせていただいた作品です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
[文学・評論]経済・社会小説
- 感想投稿日 : 2016年11月8日
- 読了日 : 2016年11月8日
- 本棚登録日 : 2016年9月30日
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