セプテンバー・ラプソディ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-25)

  • 早川書房 (2015年1月9日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 14
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なんか中途半端な 3F 小説を読んでしまったので、やっぱりこういうときは V.I. だよなーと思って未読のうちから一冊を取る。このシリーズは大学時代にずいぶん読んだもので、今でも文庫・ハードカバー合わせて 10冊くらいは本棚に並んでいる。最後に読んだのが booklog にも登録されている「ナイト・ストーム」で 2012年、その前で本棚に入っている一番新しい作品は 2004年の「ハードタイム」だから 10年に一冊くらいしか読まなくなってしまった。

最初の方はチンタラ読んでいたのだが、後半300ページくらいは夜を徹っして一気読み。そうそう、こういうのが読みたかったんだよ。一時期はおばあちゃんっ気を出して腰が痛いの疲れが取れないの言っていたヴィクだが(そのせいでちょっと距離を置いてしまったというのもある)、その路線は止めにしたらしく、いつものパワフルな女探偵が戻ってきていて嬉しい。あとは江口寿史のカバーイラストが戻ってきてさえくれれば、全冊揃えるのに。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年3月6日
読了日 : 2022年3月6日
本棚登録日 : 2022年3月6日

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