当初は9巻まで来るとは思わなかった。本書にしては初めて?、基本属性が「悪」の人物が登場した!...と思ったら、結局は「本性から悪い人はいるはずがない」という結末でスッキリ気持ち良く「ぼったくり」リズムに落ち着いたのであった。
サイコパスは国に限らず必ず一定比率で存在すると聞いたことはあるが、別に本書でなぞらなくても良いことだし。
いつも通り、各人の言動をつぶさに解説してくれる文体・内容で、ある意味安心して読み進められると言うべきか。
中心に近い登場人物の色恋沙汰も収束の方向に向かい、終了が近付いていることを感じさせた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年8月22日
- 読了日 : 2018年8月18日
- 本棚登録日 : 2018年8月13日
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