スパイダーマンリブート企画、『ブランニュー・デイ』編一応の完結巻。とはいっても、いわゆる「第一部・完」みたいなもので、ピーター/スパイディの周囲のゴタゴタはちっとも解決していない(むしろこの巻で状況悪化した部分すらある)。引き続きの邦訳を期待したいところ。
今回特徴的なのは、敵役のキャラクターが魅力的に描かれているところ。犯行と逃走の様子をwebで生配信しているスクリューボールや、2.5次元人(笑)のペーパードールは、いかにも現代的。対照的に、仁義を重んじるエンフォーサーズはいかにも昔気質。ギャンブル狂いの胴元親子もどこか憎めないキャクラターに仕上がっているのは、きっと軽妙な台詞回しのおかげだろう。
あと、このリブートによってピーターと別れたことになったメリー・ジェーンが、結構「おいしい」役回りをしているのが印象的。
…続き出ないかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アメコミ
- 感想投稿日 : 2013年3月10日
- 読了日 : 2013年3月10日
- 本棚登録日 : 2013年3月6日
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