21歳、新聞社に内定済みの北大生が一回り年上の人妻との道ならぬ恋に溺れ、逃避行する。裕里子が最初に俊介をデートに誘ったせいで、順調だった彼の人生が狂ってしまったと思うと本当に恋というものは恐ろしい。身を引こうとするなら、最初から誘うなよ…と感じる部分もあり、何とも言えない読後感。今までに身を引くという選択はしたことがないけれど、自分の幸せより相手の幸せを願えるのは、それだけ本気で愛しているからなのだろう。
読書状況:読み終わった
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吊り橋効果。
- 感想投稿日 : 2013年12月29日
- 読了日 : 2013年12月29日
- 本棚登録日 : 2013年12月26日
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