火星人を題材にしたラジオドラマの脚本家の元に現れた凡庸な容姿の1人の男。自分は「人間そっくり」な火星人だと主張して憚らない。
狂人の戯れ言と思いつつも、どこか凶暴性を秘めた男に怯み、追い返せない脚本家…適当に相槌を打てば追い込まれ、論破しようとすれば堂々巡り…
不気味なオチ。夢野久作や芥川も使っていたパターンの変形というか、読者に委ねちゃうのでどうにもスッキリしない…
読書状況:読み終わった
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ぞわぞわ・・・
- 感想投稿日 : 2013年8月8日
- 読了日 : 2013年8月8日
- 本棚登録日 : 2013年8月8日
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