「日常と襲撃」を読んだのがだいぶ前で、これも既読のつもりでいたのですが勘違いだったみたい。
しかも「日常と〜」のときより面白く感じた。数年かけて伊坂節にまみれたせいかな。「これ伏線だろうなぁ…」が実際見事に伏線で回収されていくのが小気味よい。
響野(演説の達人)、成瀬(嘘を見抜く名人)、久遠(天才スリ)、雪子(正確な体内時計の持ち主)。彼ら四人組の計画は完璧…犯行も完璧…なはずだった。が、銀行強盗で奪った金を現金輸送車ジャック犯に奪われ、結局手元には何も残らず…
でもこれで黙ってたらギャングじゃないぜ!ロマンはどこだ!と叫びながら奪還のため駆け回る。
銀行は襲うが、いじめや嘘つきは許さない。そんな四人が最高にかっこいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
疾走感。
- 感想投稿日 : 2013年4月16日
- 読了日 : 2013年4月15日
- 本棚登録日 : 2013年4月15日
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