この物語は、オープニングのトリニティことケイトアンモスのアクションで引き込まれちゃいますよね。なんせスタイリッシュです。
今見返して見るとキアヌもまだ全然若くて「スピード」や「ハートブルー」の頃ですよね。
モーフィアスから送られてきた携帯電話を見て思い出した。当時あんなスライド式の端末なかったから、めちゃくちゃカッコよく見えたんだよね。そう言えば敵側のスーツの彼らが履いてる靴も凄くカッコよかったよ。色々蘇ってくると観ていて面白さが増していくようです(笑)
この頃の映画で既に取調室の椅子は「あのアルミの椅子」なんだなぁ〜米国の取調室でデフォルトなのかな?それを知りたいよ(笑)
マトリックスの内部で目覚めた辺りの映像を見ると「銀河鉄道999」で惑星アンドロメダで機械人間の為に人間の魂を奪う装置を思い出しました。まぁこう言った多くの人間から生命や魂のようなエネルギーを搾取する様な機械は概ねこんな見た目ですよね。
しかし現実と思って生活している世界が実は機械に見せられている非現実な世界…だなんて、すごい発想ですねぇ。目覚めたネオの筋肉を元に戻す為に東洋医学の針を使っている辺りも非常に視野が広くて面白いですね。
で、実はマトリックスってAIがシンギュラリティを迎えて人類と対立し、挙げ句の果て人類を管理するようになった後の世界なんだね。面白いなぁ〜AIがいよいよ世間一般に浸透していこうとする21世紀初頭、2019年の今まさにスタートを切ろうとしている世界に警告を与えようとしているような作品だったんだなぁ〜
モーフィアスとネオの格闘シーンでブルースリーとモハメドアリが登場してた(笑)
預言者のキャラの意外性は秀逸ですよ。なんでまたあのオバちゃん…何だけど。オバちゃんがまた気持ちいいくらい人間味豊かでイカしてるんだよね〜
モーフィアスを助けに行く時の一階での攻防は今見てもカッコイイですね。
知識や技能をインストールするってのも今見ても斬新です。
最後のあたりはちょっとばかし御涙頂戴でイケてないけど、全体としては今見てもカッコいい作品ですね。
- 感想投稿日 : 2019年5月12日
- 読了日 : 2019年5月12日
- 本棚登録日 : 2019年5月12日
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