何とも圧倒的にこちらの方がいい。やはりアメリカ人にはこういう繊細で冷たくて退廃的な映画は作れまい…
線の細い気弱な男の子が男の顔に変わる瞬間のその心情を映した流れは素晴らしかったと思う。あの刹那子供じゃなくなった彼のあの顔…
それとプールで見せる彼女の青い目には、ちょっと吸い込まれてしまった…暗く悲しく救いのない話なんだ。だからこそ、あの柔らかくも微笑ましくなるような悲しいラストは堪らない…先にリメイクを見ていただけにオリジナルの完成度の高さや人気度の違いに頷けた。素晴らしい作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ダークファンタジー
- 感想投稿日 : 2013年9月12日
- 読了日 : 2013年9月12日
- 本棚登録日 : 2013年9月12日
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