2014年8月にBSで放映したTV番組を出版化した本である。題名から何か新しい事実なり見解が出てきたのかと思うが、特にそういうものはなく他の本などで通常に書かれている以上のことはなかった。拍子抜けである。あるいは題名に騙された感すらある。
山本五十六と親交の厚かった堀悌吉の残した日記や書簡が堀家の蔵から見つかったのが本書の発端とのことだが、堀の「五峯録」の原資料のようで、それ以上のことはなかったようである。
したがって本書は堀悌吉についても多く触れられている。本書は、コンパクトに山本五十六の考えや行動がまとめられているので、第二次大戦を振り返る時にちょっと読んでみるのにいいかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月25日
- 読了日 : 2015年7月25日
- 本棚登録日 : 2015年7月25日
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