論理的に話を展開したり、非論理的な話に騙されないためにも、論理の力を身につけたいが、そのための初歩を例題とその解説を豊富に用意して説明した本である。
まるで受験参考書のようでもあるが、例題が適切かつ解説が丁寧なのでたいへん分かりやすい。といっても、すらすら斜め読みはできず、時間をかけてじっくり取り組みたい。
まずは、「しかし」「ただし」などの接続詞の意味や使い方から始まり、議論構成、演繹と推測、論証の批判と続く。
しっかり学べば、冒頭に書いた目的は果たせるに違いない。何回も読み返して、しっかり理解して論理性や質問力を身につけたいものである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読んだ本
- 感想投稿日 : 2015年9月23日
- 読了日 : 2015年9月23日
- 本棚登録日 : 2015年9月23日
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