DRAGON BALL THE MOVIES #03 ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦 [DVD]
- 集英社 (2011年10月17日発売)
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感想 : 12件
映画ドラゴンボールの中では一番お気に入りの作品。ハイヤードラゴンの姿に、思わず郷愁にふけってしまった。
まず絶望感がすごい。ターレスの圧倒的な強さに加え、神精樹に寄生された地球がボロボロに朽ちてゆく姿を見ると、これはいよいよ負けてしまうのではとハラハラしてしまう。これほど絶望感を覚える作品は、本作とメタルクウラだけだろう。
いわゆるZ戦士が勢揃いしている点も高く評価したい。残念ながら活躍とまではいかないのだが、ヤムチャやチャオズが戦う姿が見られるのは貴重だし、何より嬉しい。
ターレスの強さも見どころ。悟空も含めたZ戦士を一人であそこまで痛めつけることができたのは、後にも先にもターレスだけではないだろうか。魔貫光殺砲を手のひらでかき消すとか、狂気の沙汰である。
そして本作で感じるのは、地球の偉大さである。本作ほど元気玉の意味が問われたケースはないだろう。あれだけ強い悟空も、地球の支えがあったからこそだということに気付かされる。
非常に完成度の高い映画なので、未見の方は是非ご覧あれ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画: アニメ
- 感想投稿日 : 2013年4月4日
- 読了日 : 2013年4月3日
- 本棚登録日 : 2013年4月3日
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