島尾敏雄日記: 「死の棘」までの日々

著者 :
  • 新潮社 (2010年8月1日発売)
4.33
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 4
4

加計呂麻島敗戦日記+戦後日記昭和20-26年まで
日記とか手紙を読むのは好きなのですが
長かったなー
長い中にも
特攻の命令が出ないうちに
終戦で復員し
島からミホさんを呼び寄せて
結婚したり
父のすねかじりから
教員の職を得たり
子供が生まれたり
東京で作家暮らしを決意したり
その前に指宿に旅に出たり
いろいろ身の回りに変化のある年月でした
リアル小さなおうちです
戦後の暮らしはこんな風に変化があったのだろうと…
父と同居で神戸にいるので
お芝居を見に行ったり
(ミホさんはヅカも観に行っている)、
映画館でニュースを見たり、
ケーキやパンとやたらと食していたり、
アリラン食堂や中華料理店で食事をしたり、
そんな生活シーンも楽しむことができました

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年9月19日
読了日 : 2010年9月19日
本棚登録日 : 2010年9月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする