本書は『雪密室』『頼子のために』の登場人物やエピソードなど重複するので、先に読んでおかないと解りにくいと思います。
事件の犯人は最初から明らかになっている様なものですし、思わず膝を打つようなトリックもないので謎解きの面白さはあまりありません。
しかし、「探偵としての苦悩」を事件に絡めたストーリーはドラマ性があり読み応えがありました。
読書状況:読み終わった
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法月綸太郎
- 感想投稿日 : 2014年5月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年5月21日
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