小さな事件を解決しながら国際犯罪組織『ビッグ4』に迫っていくという、12の短篇を組み合わせて一つの長編に仕上げた作品ですが、場面転換が唐突で纏まりに欠ける印象です。
また、物語の基盤である『ビッグ4』という巨大組織が薄っぺらいため、子供騙し的な内容に仕上がっており、残念です。
読書状況:読み終わった
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アガサ・クリスティ
- 感想投稿日 : 2015年10月8日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年10月8日
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