瀬戸内海の風土の様子が良いアクセントになっており、暖かみのある雰囲気に仕上がっています。
序盤は海洋冒険小説のようですが、物語が後半に差し掛かると一気に本格ものに様変わりします。島の因縁やアクションシーンもあって読み応えがありました。
ただ、論理的に犯人を指摘出来ない展開は、本格ものとしてはやや弱いかなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
た行の作家
- 感想投稿日 : 2013年9月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年9月13日
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