殺し屋ワトソンが悪人を成敗しようとするが不測の事態が起こり、謀り屋ホームズがその状況の辻褄合わせをしようと偽の手掛かりとロジックを駆使して偽の犯人をでっち上げる、という斬新な多重解決もの。
試行錯誤の末偽の犯人をでっち上げるラスト100頁は、ひねくり具合が最高。ただ、見取り図なしでは理解し難いのと、偶然が多過ぎるのが残念で、勿体ないです。
読書状況:読み終わった
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か行の作家
- 感想投稿日 : 2019年2月9日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年2月9日
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