ごはんのことばかり100話とちょっと

  • 朝日新聞出版 (2009年12月4日発売)
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本棚登録 : 949
感想 : 141
5

食べ物のエッセイ。
とても、面白かったです。
また、最初から最後までを読み通して、チビさんの成長ぶりを楽しむこともまた、面白かった。
忙しい日々の中で唯一、時間にゆとりを持てた。
そんな、本です。
2013.7.11(1回目)

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『ごはんのことばかり100話とちょっと』読了。
昔、初めて読んだよしもとばななさんの本をもう一度。
お子さんが二歳半から六歳になるまでの間に書いた食のエッセイ。最初は尖っていたばななさんもお子さんの成長と共に丸くなっていく文体がなんだか人間だなぁ〜って感じがした。ご飯美味しそう
101話目が何気によかったな。「心は自由なんだ」が響いた。お子さんの成長を願うばななさん、ご両親の料理に対する価値観、度々登場してくるお店、、、
なかなか今は外に食べに行くことが難しくなっているけど、いつか誰かの顔を思い浮かべながらご飯を食べたいよ。(追記)初めて読んだ当初は分からなかったけど、誰しも親との関係が悪くなってしまう時期が来るんだなと思った。もしかしたらその原因が自分である可能性も否定できないなってちょっと思った。最近仕事ばっかりで生活を置き去りにしていたかもしれない。せめて家にいる間だけでも笑って過ごしたいな…
2020.5.24(2回目)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 吉本ばなな(よしもとばなな)
感想投稿日 : 2021年5月31日
読了日 : 2020年5月24日
本棚登録日 : 2013年6月11日

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