借金を残したまま母親が家を出て、一人になった18歳の海果
母親が入院、父親が不在の中学1年生 愛と2人で築50年の小さな居酒屋〈つぼ屋〉を切り盛りしている
ようやく経営の見通しがたちはじめたところ、店ごと買い取りたいという申し出があり……
愛を気づかう若い漁師の一郎はプロ野球への思いを秘め
左遷のピンチにある信金職員 葛城は離婚調停に臨み
陰のある人気の若手俳優 慎は父親の選挙で海外に身を隠している
葉山の小さな料理店を舞台に“自分の居場所を見失った人々”が再生し、希望を見つけていく“爽やかな感動の物語”
旬のメニューにくわえ
〈出演者全員がそれぞれ主役〉
〈心が無添加〉
〈フードロスはハートロス〉
など、心にしみることばも味わえる
〈人と人は、ときとして本物の家族より強い絆で結ばれる事があるのだろうか……。〉
『潮風キッチン』に続く第2作
愛らしい“登場動物”もくわわって、2022年9月刊
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ひげうさぎ文庫プラス
- 感想投稿日 : 2022年9月26日
- 読了日 : 2022年9月24日
- 本棚登録日 : 2022年9月26日
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