となりの火星人 (文学の扉)

著者 :
  • 講談社 (2018年2月8日発売)
4.11
  • (17)
  • (21)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 214
感想 : 17
5

空気が読めず友だちができない6年生のかえで
勉強が苦手だけれど明るく素直、かえでのおさななじみ湊
自分の中の「化けもの」とたたかう“乱暴もの”の和樹
不安で息苦しくなると叫び出したくなる美咲
私立中学の受験に失敗して殻にとじこもる湊の兄聡

まわりから「困った子」と思われている子が、じつは「困っている子」なんだ

《火星って、赤くて火の星って書くくせに、すげぇ寒いんだって。見た目と中身が違うって、だまされた感じじゃね?》

2018年、火星大接近の年
すべての「困っている子」に贈る火星をモチーフにしたハートウォーミングストーリー

困っている子も、困っている子に悩む親も、教室の“あの子”が気になる教師も、新年度の出会いのこのときにぜひ読んでおきたい一冊

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ひげうさぎ文庫
感想投稿日 : 2018年4月4日
読了日 : 2018年4月1日
本棚登録日 : 2018年4月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする