2002年W杯監督代表監督だったヒディングの自伝・忘備録のような本。
ほぼ3部に分かれており、第1部は生まれてから、選手、障害児の教員として、監督して韓国の監督に就任するまでのこと、第2部は日記形式で監督就任からW杯開始までの日々について、第3部がW杯期間中のことであり、最後に選手からのヒディング評があった。
準備期間中に、韓国のチームの問題が体力にあることを見抜き、チームが先輩・後輩という枠にはまっていること、諸外国のチームをリスペクトしすぎることから、逆算でチームを強化していく様子がよくわかる。5対0で負けるのも、過程としては悪いことではないなど、積み上げてマネージメントする姿がわかって非常に楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ
- 感想投稿日 : 2012年2月26日
- 読了日 : 2012年2月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月26日
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