他の人も論評しているが、杉山氏の主張にはブレがないので(笑)、今までの本を読んでいればある意味発展性はない話になってしまうし、それぞれ文章にも書いた本がでてくるが、その論理ををこの本にも応用しているだけだと思える。
内容は、雑誌の文章を改訂して載せたような内容で必ずしもザックJAPANのことだけではないが、戦術の布陣に対して歴史的な考察やターニングポイントとなった試合を挙げながら、深く考察している。
ただし、本にも書いてあるが、自己主張のない日本やマスコミに向かって、50%対50%の対等な議論が必要であると書いているところから見ても、サッカー偏差値をあげることが目標であるようだ。
1部が主にザックジャパンのこと、2部が結果論ではなくて内容で語れということになっていた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ
- 感想投稿日 : 2012年3月28日
- 読了日 : 2012年3月28日
- 本棚登録日 : 2011年9月19日
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