大企業(1%の富裕層が支配するもの)がどのような形で、政治やマスコミと手を、組みながら貧困層をさらなる貧困に陥れているかがわかる。この本では・囚人ビジネス ・遺伝子組み換え食品の落とし穴 ・政府の政策(貧困者への食費支援)の真の意味 ・選挙が情報操作されていること ・チャータースクールなどを利用した教育ビジネスについて がどんな仕組みの下で動いているかがわかる。また、山間にわたるまとめ本ということもあり、結局伝えたかった「株式会社化されたアメリカ」というメッセージが紐解かれていく。国を動かしていくような権力者はまず、自分自身の地位にすがる為に、金をもらう。だから、金をくれる1%に対しての優遇策を積極的に行う。お金の流れを理解しているのであれば、どう言ったら表向きにはごまかせるのかについて理解している。winnerはさらなるwinnerとなる。その仕組みがはっきりとわかる。一度借りたら終わり。一回種を植えたら終わり。一度入会したら終わり。一回貧困になれば終わり。
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- 感想投稿日 : 2017年12月30日
- 読了日 : 2017年12月30日
- 本棚登録日 : 2017年12月5日
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