父と子をめぐる様々な葛藤と父の想いが子供に伝わるときの感動は泣けます!。5編からなる短編集だけど、それぞれに父の姿が子供にどう見えているのかが読みどころかな。
自分も先月、父を亡くし、この本を迷わず読んで、父の想いを回想してしまいました。拳ひとつ上げて怒鳴られたこともないし、仕事一筋に生きてきた父を思うと、何も言わないがゆえに、生きていくことの厳しさと、反面、離れて暮らす子供たちと会うときの楽しさがあったのだろうなぁ~と想いつつ、この本とオーバーラップしてしまいました。
自分に置き換えたときに、今の自分は子供たちに何を伝えていけるのか、子供たちは自分のことどう想ってくれるだろうか?!考えれば何もしてあげられていないよなぁ~(^^;
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
推理・ミステリー
- 感想投稿日 : 2019年6月23日
- 読了日 : 2019年6月23日
- 本棚登録日 : 2019年6月15日
みんなの感想をみる