緑と赤 (小学館文庫 ふ 2-2)

著者 :
  • 小学館 (2019年1月4日発売)
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本棚登録 : 137
感想 : 10
5

ありのままの自分を認めてほしい。理解してほしい。けれども中途半端な理解や同情はしてほしくない。それくらいならば、何もないふりをして暮らしていく方がマシだ。と主人公たちの気持ちは揺れ動きます。

私には、一見するだけではわかりにくい障害がありますが、重なる部分があるのではないかと思いました。

重く根の深いテーマですが、文体はソフトでわかりやすく、抵抗なく読み進めることができました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年5月9日
読了日 : 2020年4月30日
本棚登録日 : 2020年5月9日

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