おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ (講談社ラノベ文庫)

  • 講談社 (2014年2月28日発売)
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感想 : 4
4

進路を決めましたというように、どれみがやっと自分の道を決める巻。

友だちはというと、全員が全員どれみに向いてる道を本人よりも前に気付いていたという。
まぁ、こういうのって実際本人よりも他人が見つけてしまうことってありますよね。
文章にしても、イラストにしても、こういうふうにしたつもりはつもりであって、他の人からみると違った印象に思われるって結構あると思います。
そういう感じのものかなぁと。

無難に今回の巻は進んだ気がします。
いや、いつもトラブル続きだとそれはそれで、そんな日常なんてねいよとも思います。そういう上手いバランスがありそうな、なさそうな。
前巻の内容が衝撃的だったってのもあるかもしれない。
今回は、そういう意味でビッグイベントというか、大きな流れがなかった。語らないといけないけど、語らなくてもいけなくもないみたいな……曖昧な位置づけの巻。
きっと次の巻か、次の次が最終巻になると思いますが、サッカー部がどうなるのか、どれみの恋は実るのか、大学はどこにいくのか気になります。

一章
ぽっぷの成長が見れる話でしたね。
どれみだけじゃなくて、妹もきちんと当たり前ですけど成長してるんだなと。
妹もやっぱ友だちと同じで、どれみが何に向いてるかわかってるのは姉妹だからかなぁって思います。
この話で思うのは、魔法というか移動するアイテムってあると楽そうだなぁと。

二章
玉木らしさがわかる話。
こういうやつだったよなぁと笑顔になりますね。チアリーディング同好会の一番いい人の集め方でしたね。
結果論ですけど、やっぱ広告の力って強い。
おんぷちゃんの宣伝も微力ながら、ありましたけどね。
学校のアイドル、国民的アイドル。
そういう違いの宣伝力はあるんでしょうが、やっぱり新聞にのるかもしれないみたいなエキスがきっとでてるんじゃないのかなぁ。私ももしかしたら……? みたいなの感じそう。

三章
リア充爆発しろ でいいんじゃないかな。
イチャつきやがってと、最後おもうだけの話です。

四章
短い期間だけど、姉妹の関係のような状態でいられる嬉しさと、すぐに別れてしまうお話。
ハナちゃん、ユメちゃんがいつかちゃんとお互いが姉妹だって、わかる日がはやくくればいいですね。

五章
そういえば、よくあるサッカーのライバルがいなかったね。
と思い出す話。
ここで、きちんと意味のある配役にする辺り、本当に凄いとしかいえない。
そして、うざさが相変わらずで、開いた口が塞がらない。
どれみの彼氏としての、ライバルというある意味でテンプレの別れゼリフは好きですね。
あらなみをたてる行為っていうんですか?
正確にどんな言葉だったかを書かないっていうのもポイント高いですね。
あくまでも、どれみの彼氏候補の話をしてたよっていう曖昧さ。
そうそう、これはどれみが主人公の物語なので、そういう男の熱血さをはぶくのは違和感ないですね。そういうスポーツ的要素はあいこが持ってますし。

最後に、勝ったやつが、まけたやつにいう――この展開。
勝てば、盛り上がり度間違いなしですね!
なんて、最後小竹がいうのかもい気になるな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年4月15日
読了日 : 2014年4月15日
本棚登録日 : 2014年4月15日

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