幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF 341)

  • 早川書房 (1979年4月1日発売)
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感想 : 251
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地球人類の行く末を扱った壮大な物語。オーバーロードの目的は何か。50年もの長きにわたり、目の前にいながら姿を現さなかったのは何故か?その姿を見たとき、そして新たな進化のビジョンが現れたとき、震えにちかい感動があった。SFにして哲学的な問題に取り組んでいる。私たちは何処へ向かっているのか?そして今の原子力問題をオーバーロードが見たらなんと言うのか?きっと、地球人は進歩を故意にやめていのか?と嘆くのではないのか。そして本来なら好まない強制介入に踏み込むのではないだろか?SFの古典ではなく、小説界の古典的名作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2012年7月7日
読了日 : 2012年7月6日
本棚登録日 : 2012年7月7日

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